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梅酒づくりで余ったホワイトリカーはどうする?梅酒だけじゃない!簡単果実酒と調味料づくりのススメ

2013/7/3

宝酒造株式会社

〜 梅酒づくりで余ったホワイトリカーはどうする? 〜
梅酒だけじゃない!旬の果物でつくる簡単果実酒と
自家製調味料づくりのススメ

 梅酒づくりの季節もいよいよ終盤を迎えますが、毎年、梅酒の漬け込みシーズンが終わりに近づくと、梅酒づくり以外のホワイトリカーの使い方や賞味期限に関するお問い合わせが当社に多く寄せられます。

 ホワイトリカーでつくる果実酒と言えば梅酒が定番ですが、その他にも旬の果物を使ってさまざまな果実酒を手軽においしくつくることができます。果実の漬け込みには、通常1〜3か月以上かかるものが多いのですが、熟した果実を使用し、小さく切って成分の抽出を早めることにより、3日間という短期間でおいしい果実酒をつくることができます。
 また、ご家庭で手軽に漬け込みをお楽しみいただけるものは果実だけではありません。毎日の料理に欠かせない調味料といえば「だし」ですが、「だし」を水(お湯)からとるのは面倒だという方におススメなのが、昆布やかつおぶしを漬けた「自家製調味料」です。市販されている粉末の素には、食塩が含まれているものも多いため、減塩も期待できます。
 梅酒づくりで余ったホワイトリカーを使って、オリジナルの果実酒や自家製調味料づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

<初めての方でも簡単!3日でできる果実酒のレシピ>
 http://www.takarashuzo.co.jp/products/shochu/homemade/petitmade/index.htm

〇夏の果実の代表格「パイナップル」を使った簡単果実酒
 【用意するもの】
  パイナップル・・・1/8個     ホワイトリカー35度・・・220ml
  グラニュー糖・・・大さじ2と1/2
 【作り方】
  (1)びんにホワイトリカーとグラニュー糖を入れて溶かす。
  (2)パイナップルの皮をむき、5mm厚のいちょう切りにしてびんに入れる。
  (3)1日1~2回スプーンなどでよく混ぜる。3日で出来上がり。
  ※パイナップルはカットされたものを使用してもOK。

〇甘酸っぱい「グレープフルーツ」を使った簡単果実酒
 【用意するもの】
  グレープフルーツ・・・1/2個   ホワイトリカー35度・・・220ml
  グラニュー糖・・・大さじ4
 【作り方】
  (1)びんにホワイトリカーとグラニュー糖を入れて溶かす。
  (2)グレープフルーツの皮をむいて4つ割りにし、 5mm厚にスライスして
   びんに入れる。内側の白い筋もできるだけきれいにとること。
  (3)1日1~2回スプーンなどでよく混ぜる。3日で出来上がり。

〇だしの代わりに!「こんぶ」・「かつおぶし」の自家製調味料
 【用意するもの】
  <こんぶの自家製調味料>
   昆 布 ・・・10g  ホワイトリカー35度・・・220ml
  <かつおぶしの自家製調味料>
   花がつお・・・10g  ホワイトリカー35度・・・220ml
 【作り方】
  昆布、花がつおをそれぞれ焼酎に漬け込むだけ。10日ほどで料理にお使いいただけます。
  お吸い物やお味噌汁を作る際、水に各小さじ1杯(2人分)入れるだけでOK!

〇パスタや中華料理にも使える!「にんにく」・「赤唐辛子」の自家製調味料
 【用意するもの】
  <にんにくの自家製調味料>
   にんにく・・・適量(ホワイトリカーに浸る程度の量) 
   ホワイトリカー35度・・・220ml
  <赤唐辛子の自家製調味料>
   赤唐辛子・・・適量(ホワイトリカーに浸る程度の量)  
   ホワイトリカー35度・・・220ml
 【作り方】
  にんにく、赤唐辛子をそれぞれ焼酎に漬け込むだけ。10日ほどで料理に
  お使いいただけます。ペペロンチーノのパスタ、エビチリ、ギョーザなどの
  さまざまな料理に使用でき、おいしく仕上がります。

  ※自家製調味料は料理にお使いいただく際、熱を加えるため、アルコール分がとびます。
   お子様でも安心してお召し上がりいただけます。


※果実酒・自家製調味料を上手につくるポイント
  (1)びんは密閉できるものを使用し、びんや器具は熱湯消毒をするかホワイトリカーで拭き、
   十分に消毒しましょう。
  (2)漬けた果実酒や自家製調味料は、高温を避け、直射日光の当たらない場所で保存しましょう。


※果実酒・自家製調味料をつくる際の注意点
  酒と他のものを混ぜる行為は、本来製造免許が必要です。家庭で果実等を漬け込むことは、
  酒税法等の特例として認められていますが、下記のような制限があります。
  (1)消費者が自ら(同居している親族を含む)消費するためにつくるものでなければなりません。
   ※飲食店は店で漬け込んだものを提供することが可能です。ただし年間1KLまでで税務署への
    届け出が必要です。    
  (2)アルコール度数が20度以上のお酒を使用しなければなりません。
  (3)果実の中でもぶどうとやまぶどうは漬けてはいけません。
  (4)米、麦、とうもろこし、きび、ひえなどの穀類を漬けてはいけません。



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