東京経済大学ニュース Vol.01
[15/07/15]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2015年7月15日
東京経済大学
東京経済大学ニュース Vol.01
特集1:日本初のコミュニケーション学部 開設20周年
特集2:進一層トライアル(2014・2015年度教育改革支援制度)
東経大インフォメーション
東京経済大学ニュース Vol.01 の内容を一部抜粋してお伝えします。
すべての内容につきましては、サイト上段のリリース全文ファイルをご覧ください。
※東京経済大学ホームページ:http://www.tku.ac.jp/index.html
1. 特集1:日本初のコミュニケーション学部 開設20周年
●Interview 川浦康至 コミュニケーション学部長
「20年という節目。学部開設の熱き思いに立ち返る」
東京経済大学コミュニケーション学部は今年度、開設20年を迎えました。
本学部は1995年4月に東京経済大学3番目の学部として発足しました。この年は、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起きた激動の年であると同時に、インターネット元年とも称されました。
国内には、それまでコミュニケーション学を看板にかかげる学部はなく、本学部は日本初のコミュニケーション学部として注目されました。図らずも、コミュニケーション系学部の嚆矢(こうし)となったようです。その後、日本各地の大学でコミュニケーションと名のつく学部が陸続とできていきました。
最初の定員は150人、その後2004年に200人に増やし、これまでに3377人の卒業生を送り出してきました。教育課程を見直し、今年度入学生から「メディア」「企業」「グローバル」の3コースに分かれて履修するようにしました。入学者の意向を重視すると同時に、コミュニケーション学部の特徴を伝えやすくしたいと考えてのことです。
開設20周年という節目を迎え、コミュニケーション学部のこれまでを振り返り、コミュニケーション学の課題について考える機会を用意しました。
皆さまにご参加いただければ幸いです。
●開設20周年を記念しトケコミの本を出版しました
・国内初のコミュニケーション学部としてスタートした20年前を振り返る
・コミュニケーション学部開設20周年記念PRビデオ完成
・コミュニケーション学部の授業シーンを公開
2. 特集2:進一層トライアル
●進一層トライアル(2014・2015年度教育改革支援制度)
「進一層(しんいっそう)トライアル」は、教育改革に資する取り組みを支援するため2014年の秋にスタートした制度です。初年度には5つのテーマをピックアップ。いずれも継続採択され、現在もさまざまな活動が繰り広げられています。今年度から新たに採択された2つのテーマとともに、それぞれの主な活動状況をお知らせします。
<進一層>
東京経済大学の前身、大倉商業学校の創立者である大倉喜八郎は、「一歩前に出て道を切りひらくチャレンジ精神」を「進一層」と呼び、建学の理念としました。
「図書部2014・2015」で読書、図書館利用を促す/TKUサイエンスシリーズ2014・2015/企業及び非営利組織とのコラボ企画によるアクティブラーニング/グローバル化と地域連携の両方を推進する授業科目の開発/スカイプを活用した英語教育/学内私塾「キャリア塾」の試み/学外施設連動型ワークショップ
3. 東経大インフォメーション
(1)ネパールとの親交 〜最年少でエベレスト登頂を目指した伊藤伴さん〜
<関昭典ゼミはネパール支援の募金活動を開始>
2015年4月9日に日本を出国し、標高8848メートルという世界最高峰エベレストの頂を目指した経営学部経営学科2年生の伊藤伴(いとう ばん)さんは、4月25日に発生したネパール大地震に遭遇。雪崩や爆風にさらされるなか奇跡的に生還し、日本への帰国を果たしました。
日本人最年少でエベレスト登頂を目指したことで期待と注目を集めていた19歳の伊藤さんは、登山隊の一員として標高2800メートルのルクラからエベレストのベースキャンプまで約2週間をかけてトレッキング。高度に体を慣れさせるため、徐々に高い山への移動を続けました。
そして4月25日、標高約5300メートルにあるベースキャンプで滞在中、地震に襲われたのです。「私と(登山隊の)近藤隊長を含めた5人は無線など機械系のあるドームテントに向かい、そこで談笑していました。すると突然、地面が揺れだしました。テントから出るとまだ揺れています。氷河が割れるのではないか、陥没するのではないかと思いました。すぐにビデオを回し始めると雪崩の音です」と伊藤さんは恐怖の瞬間を、こう振り返ります。
巨大な雪の壁が崩落し、爆風とともに猛スピードで流れてくる中、近藤隊長とともにサンダルを履いたまま崖を駆け下りた伊藤さんは、本当に奇跡的な運に助けられ九死に一生を得たのです。
登頂を断念し、通常なら3日で歩くルートを6日間かけて下山した伊藤さんは、すぐに日本へ帰らず、被災地のひとつであるダルマスタリでボランティア活動を行いました。「できることはとても少なかったのですが、ネパールに滞在しホテルに泊まり、レストランでご飯を食べお土産を買うことが、少ないながらもネパールの経済復興になります。それも間接的な支援だと思います」。伊藤さんはそんな思いで支援物資の供給などを行いました。
5月16日に日本へ帰国した伊藤さんは、約1カ月半が経過した6月30日に東京経済大学内の「大倉喜八郎 進一層館(Forward Hall)」で開催された帰国報告会に出席。「現場を見てきた自分たちが情報を発信することで、間接的な支援になります。登山中も震災後もネパールの人たちやシェルパの人たちにはとてもお世話になりました。彼らなしでは登山計画は立てられないし、ネパールでの長期滞在もできない。今後も支援を続けていくことをライフワークのひとつにしていきたい」と現地での体験を振り返りながら、多くの支援者や教職員、学生に対し感謝の言葉を述べました。
(2)シリーズ『ゼミする東経大』
(3)多摩信用金庫、西武信用金庫との連携
(4)大学案内「Space2016」:「東経100カラット」サイト開設
<受験生向け大学案内「Space2016」で入試広報活動>
2016年度入試に対応した受験生向け大学案内「Space2016」が5月22日に完成し、東京経済大学は本格的な入試広報活動をスタートさせました。
この冊子はA4サイズ128ページで、学部や学科、ゼミ活動といった学びの紹介はもちろん社会で活躍する卒業生の声、クラブ・サークルに励み学生生活を楽しむ在学生の様子、メッセージなど、多くの関係者が登場し受験生に語りかけます。
入試ガイドのページでは、2016年度から新設する「一般入試前期 ベスト2型」「コミュニケーション学部 表現AO入試」など多彩な入試方式を紹介。一般入試や資格取得者入試など、それぞれの方式で合格した在学生のメッセージを紹介し「私の勉強法」など魅力的なコンテンツも掲載しています。
新しい大学案内に合わせ、ウェブサイトでは「ゼミする東経大」内の各学部ゼミページやクラブ・サークルページを更新。動画も公開し、リアルな東京経済大学の雰囲気をチェックすることができます。さらに冊子では紹介しきれない在学生の声を紹介するため、特設サイト「東経100カラット」(http://www.tku.ac.jp/tku100_special/)を開設。東経大生100名が登場し、今の目標、目標に向けて頑張っていることなどを、受験生に向けて発信しています。
東京経済大学
東京経済大学ニュース Vol.01
特集1:日本初のコミュニケーション学部 開設20周年
特集2:進一層トライアル(2014・2015年度教育改革支援制度)
東経大インフォメーション
東京経済大学ニュース Vol.01 の内容を一部抜粋してお伝えします。
すべての内容につきましては、サイト上段のリリース全文ファイルをご覧ください。
※東京経済大学ホームページ:http://www.tku.ac.jp/index.html
1. 特集1:日本初のコミュニケーション学部 開設20周年
●Interview 川浦康至 コミュニケーション学部長
「20年という節目。学部開設の熱き思いに立ち返る」
東京経済大学コミュニケーション学部は今年度、開設20年を迎えました。
本学部は1995年4月に東京経済大学3番目の学部として発足しました。この年は、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起きた激動の年であると同時に、インターネット元年とも称されました。
国内には、それまでコミュニケーション学を看板にかかげる学部はなく、本学部は日本初のコミュニケーション学部として注目されました。図らずも、コミュニケーション系学部の嚆矢(こうし)となったようです。その後、日本各地の大学でコミュニケーションと名のつく学部が陸続とできていきました。
最初の定員は150人、その後2004年に200人に増やし、これまでに3377人の卒業生を送り出してきました。教育課程を見直し、今年度入学生から「メディア」「企業」「グローバル」の3コースに分かれて履修するようにしました。入学者の意向を重視すると同時に、コミュニケーション学部の特徴を伝えやすくしたいと考えてのことです。
開設20周年という節目を迎え、コミュニケーション学部のこれまでを振り返り、コミュニケーション学の課題について考える機会を用意しました。
皆さまにご参加いただければ幸いです。
●開設20周年を記念しトケコミの本を出版しました
・国内初のコミュニケーション学部としてスタートした20年前を振り返る
・コミュニケーション学部開設20周年記念PRビデオ完成
・コミュニケーション学部の授業シーンを公開
2. 特集2:進一層トライアル
●進一層トライアル(2014・2015年度教育改革支援制度)
「進一層(しんいっそう)トライアル」は、教育改革に資する取り組みを支援するため2014年の秋にスタートした制度です。初年度には5つのテーマをピックアップ。いずれも継続採択され、現在もさまざまな活動が繰り広げられています。今年度から新たに採択された2つのテーマとともに、それぞれの主な活動状況をお知らせします。
<進一層>
東京経済大学の前身、大倉商業学校の創立者である大倉喜八郎は、「一歩前に出て道を切りひらくチャレンジ精神」を「進一層」と呼び、建学の理念としました。
「図書部2014・2015」で読書、図書館利用を促す/TKUサイエンスシリーズ2014・2015/企業及び非営利組織とのコラボ企画によるアクティブラーニング/グローバル化と地域連携の両方を推進する授業科目の開発/スカイプを活用した英語教育/学内私塾「キャリア塾」の試み/学外施設連動型ワークショップ
3. 東経大インフォメーション
(1)ネパールとの親交 〜最年少でエベレスト登頂を目指した伊藤伴さん〜
<関昭典ゼミはネパール支援の募金活動を開始>
2015年4月9日に日本を出国し、標高8848メートルという世界最高峰エベレストの頂を目指した経営学部経営学科2年生の伊藤伴(いとう ばん)さんは、4月25日に発生したネパール大地震に遭遇。雪崩や爆風にさらされるなか奇跡的に生還し、日本への帰国を果たしました。
日本人最年少でエベレスト登頂を目指したことで期待と注目を集めていた19歳の伊藤さんは、登山隊の一員として標高2800メートルのルクラからエベレストのベースキャンプまで約2週間をかけてトレッキング。高度に体を慣れさせるため、徐々に高い山への移動を続けました。
そして4月25日、標高約5300メートルにあるベースキャンプで滞在中、地震に襲われたのです。「私と(登山隊の)近藤隊長を含めた5人は無線など機械系のあるドームテントに向かい、そこで談笑していました。すると突然、地面が揺れだしました。テントから出るとまだ揺れています。氷河が割れるのではないか、陥没するのではないかと思いました。すぐにビデオを回し始めると雪崩の音です」と伊藤さんは恐怖の瞬間を、こう振り返ります。
巨大な雪の壁が崩落し、爆風とともに猛スピードで流れてくる中、近藤隊長とともにサンダルを履いたまま崖を駆け下りた伊藤さんは、本当に奇跡的な運に助けられ九死に一生を得たのです。
登頂を断念し、通常なら3日で歩くルートを6日間かけて下山した伊藤さんは、すぐに日本へ帰らず、被災地のひとつであるダルマスタリでボランティア活動を行いました。「できることはとても少なかったのですが、ネパールに滞在しホテルに泊まり、レストランでご飯を食べお土産を買うことが、少ないながらもネパールの経済復興になります。それも間接的な支援だと思います」。伊藤さんはそんな思いで支援物資の供給などを行いました。
5月16日に日本へ帰国した伊藤さんは、約1カ月半が経過した6月30日に東京経済大学内の「大倉喜八郎 進一層館(Forward Hall)」で開催された帰国報告会に出席。「現場を見てきた自分たちが情報を発信することで、間接的な支援になります。登山中も震災後もネパールの人たちやシェルパの人たちにはとてもお世話になりました。彼らなしでは登山計画は立てられないし、ネパールでの長期滞在もできない。今後も支援を続けていくことをライフワークのひとつにしていきたい」と現地での体験を振り返りながら、多くの支援者や教職員、学生に対し感謝の言葉を述べました。
(2)シリーズ『ゼミする東経大』
(3)多摩信用金庫、西武信用金庫との連携
(4)大学案内「Space2016」:「東経100カラット」サイト開設
<受験生向け大学案内「Space2016」で入試広報活動>
2016年度入試に対応した受験生向け大学案内「Space2016」が5月22日に完成し、東京経済大学は本格的な入試広報活動をスタートさせました。
この冊子はA4サイズ128ページで、学部や学科、ゼミ活動といった学びの紹介はもちろん社会で活躍する卒業生の声、クラブ・サークルに励み学生生活を楽しむ在学生の様子、メッセージなど、多くの関係者が登場し受験生に語りかけます。
入試ガイドのページでは、2016年度から新設する「一般入試前期 ベスト2型」「コミュニケーション学部 表現AO入試」など多彩な入試方式を紹介。一般入試や資格取得者入試など、それぞれの方式で合格した在学生のメッセージを紹介し「私の勉強法」など魅力的なコンテンツも掲載しています。
新しい大学案内に合わせ、ウェブサイトでは「ゼミする東経大」内の各学部ゼミページやクラブ・サークルページを更新。動画も公開し、リアルな東京経済大学の雰囲気をチェックすることができます。さらに冊子では紹介しきれない在学生の声を紹介するため、特設サイト「東経100カラット」(http://www.tku.ac.jp/tku100_special/)を開設。東経大生100名が登場し、今の目標、目標に向けて頑張っていることなどを、受験生に向けて発信しています。