持続可能なカカオ豆生産実現に向けてカカオ産地支援目標を設定
[21/09/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
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「メイジ・カカオ・サポート」開始から15周年を契機に
2021年9月21日
株式会社 明治
「メイジ・カカオ・サポート」開始から15周年を契機に 持続可能なカカオ豆生産実現に向けて カカオ産地支援目標を設定
株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、持続可能なカカオ豆生産を可能にするためのカカオ産地支援プログラム「メイジ・カカオ・サポート」において、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国の4カ国への2026年度までの具体的な支援目標を設定しました。
チョコレートの主原料であるカカオの産地では、国や地域によっては児童労働や森林減少といった社会課題に直面しています。また、カカオ豆生産においても、木の高齢化や病虫害、農業資材の入手の難しさ、栽培技術の周知不足が収穫減につながり、生産者が十分な収入を得られないという課題もあり、その持続可能性が懸念されています。
当社は、チョコレートを製造販売するメーカーの責務として、カカオ産地で起きている課題に向き合い、持続可能なカカオ豆生産の実現に貢献するため、2006年に当社独自の支援活動として「メイジ・カカオ・サポート」を開始して順次拡大しながら継続しており、その活動は今年で15周年を迎えます。また、2020年3月には、2026年度までにカカオ農家支援を実施した地域で生産されたカカオ豆「明治サステナブルカカオ豆」の調達比率を100%にする目標を設定し、さらなる活動の強化を図っています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O2-8ksd17Bq】
そしてこのたび、より具体的な取り組みを推進するべく、「メイジ・カカオ・サポート」の活動国9カ国のうち、「明治 ザ・チョコレート」で使用している「明治サステナブルカカオ豆」の産地でもある、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国の4カ国について、2026年度までの支援目標を設定しました。「メイジ・カカオ・サポート」は、当社の社員が直接カカオ産地に赴き、産地や農家が抱える課題を把握し、現地ごとに異なるニーズに合わせた支援活動を行っています。今回支援目標を設定した4カ国においても、例えば、「森をつくる農業」と呼ばれるアグロフォレストリー農法※1を採用しているブラジルでは、森をつくるために必要な物資として、肥料の寄贈を目標として設定するなど、それぞれの産地からの要望を聞き、産地ごとに合わせた目標を設定しています。今後、「メイジ・カカオ・サポート」を展開している他の5カ国においても、各産地に合わせた目標を設定し、支援活動を推進してまいります。
本取り組みを通じて、カカオ豆生産に関わる社会課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて取り組みを強化してまいります。
■2026年度までの具体的な支援目標とこれまでの支援実績(累計)
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101996/202109170266/_prw_OT1fl_9KmOzN4Q.png】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O20-ds8RwtkM】
■「メイジ・カカオ・サポート」について
2006年にガーナから始まった「メイジ・カカオ・サポート」は、これまでにペルー、エクアドル、ベネズエラ、メキシコ、ドミニカ共和国、ブラジル、ベトナムと活動範囲を拡大してきました。2019年には新たにマダガスカルで活動を開始し、現在は9カ国で展開しています。具体的な支援活動内容は、当社の社員が現地を訪問して直接ニーズを確認しながら実施しており、カカオ豆生産のサポート(発酵技術の指導、栽培技術の勉強会、苗木センターの開設など)から、カカオ豆生産者の生活向上に向けた支援(井戸の整備、学校備品の寄贈、コミュニティのインフラ整備など)まで多岐にわたっています。例えばペルーでは、2017年に現地企業と共同出資で「カカオ農機具バンク」を設立しました。カカオ用の農機具を備えることで、農家の作業量や農機具に対する初期投資・維持費の負担が軽減され、安定したカカオ農業の継続に貢献しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O10-26AwR8s3】
■「明治サステナブルカカオ豆」の調達
当社は2020年、「メイジ・カカオ・サポート」の活動をさらに推進し、2026年度までに「明治サステナブルカカオ豆(農家支援を実施した地域で生産されたカカオ豆)」の調達比率100%を目指す目標を新たに設定しました。この調達目標の達成を通して、森林破壊や児童労働、栽培技術の周知不足など、カカオ豆の生産地域や農家が抱える課題を解決し、持続可能なカカオ豆生産の実現に貢献してまいります。
■「メイジ・カカオ・サポート」を実施しているカカオ産地で
生産された「明治サステナブルカカオ豆」を使用した「 明治 ザ・チョコレート」
このたび支援目標を設定したベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国の4カ国の「明治サステナブルカカオ豆」を使用※2し、おいしいだけでなくカカオに関わるすべての人を笑顔にする“サステナブルな循環”を目指した「明治 ザ・チョコレート」を、2021年9月21日、リニューアル発売します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O11-F5RHxZBR】
ベネズエラ産はナッティ、ブラジル産はフルーティ、ペルー産はフローラル、ドミニカ共和国産はスパイシーと、カカオ豆の産地によって四つの香味が愉しめる「明治 ザ・チョコレート」は、当社独自の発酵法や豆の選別、焙炒方法など、各産地のカカオ豆に合わせ製造工程にもこだわり、カカオ豆が持つ個性を存分に引き出しています。この産地による個性豊かなカカオ豆の味わいをダイレクトにお愉しみいただくため、香料を使用せずに仕上げていることも大きな特長です。各産地のカカオ豆の個性的な香味をダイレクトに味わえるカカオ分70%を4種類、それぞれのカカオ豆の特長を引き立てるようミルクを加えたカカオ分55%を2種類、産地別に計6種類を取り揃えています。さらに、「明治 ザ・チョコレート」の全6種類を1口サイズで食べ比べできる「明治 ザ・チョコレートトライアル6」も同日、数量限定で新発売します。
個性豊かなカカオの香味を、「明治 ザ・チョコレート」で、ぜひお愉しみください。
●「明治 ザ・チョコレート」ブランドサイトURL:https://www.meiji.co.jp/products/brand/the-chocolate/
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O21-NQvKD41T】
■「サステナブルカカオ」サイトを新設しました
〜カカオでつながる、すべての人のために〜
カカオ原産国が抱えるさまざまな課題を認識し、チョコレートを製造販売するメーカーの責務としてその課題に向き合い、持続可能なカカオ豆生産の実現に向けて明治グループとして何ができるか、その考え方や具体的な取り組みについて三つのテーマでまとめています。
? カカオ産地への支援活動「メイジ・カカオ・サポート」
(2)外部パートナーとの協働による活動
(3)森林減少に向けた森林保全活動
「カカオでつながる、すべての人を笑顔にしたい」という明治グループからのメッセージを発信してまいります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O23-J6h37Z36】
●明治ホールディングス 「サステナブルカカオ」サイトURL:
https://www.meiji.com/sustainability/cocoa/
■分かりやすく学べる!「明治と、カカオと、SDGs」 サイトを新設しました
若い世代でSDGsへの関心が高まるなか、中高生にも分かりやすく、当社のSDGsへの取り組みを知っていただくためのウェブサイト「明治と、カカオと、SDGs」を新しく開設しました。
このサイトでは、当社におけるカカオ事業のSDGsへの取り組みを、「経済」「環境」「健康」「人権」の四つの切り口で分かりやすく解説しています。例えば、ガーナの人々に井戸を寄贈した際の様子を動画でご紹介しており、学校の課題研究などでも使用できるよう、写真素材を格納したフォトギャラリーもご用意しました。また、サイト内上部のアイコンをクリックすると流れる「カカオ!」という声は、全て当社の社員やその家族のものです。仲間と一緒に楽しみながら、サステナビリティを推進する当社の思いを込めたウェブサイトをぜひご覧ください。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O22-IgS054GC】
●「明治と、カカオと、SDGs」サイトURL:https://www.meiji.co.jp/learned/cacaosdgs/
※1:「森をつくる農業」と呼ばれ、森林伐採後の荒廃した土地に自然の生態系に倣った多種の農林産物を共生させながら栽培する農法です。ブラジルのカカオ豆生産においては、カカオの苗木を他の植物と一緒に植えると、先に背の高い木が成長し、日陰ができることでカカオが育ちやすくなり、豊かな森とともにカカオを育てることができます。https://www.meiji.co.jp/products/brand/agroforestry/about/
※2:各産地のカカオ豆は、カカオマスに使用しています。
2021年9月21日
株式会社 明治
「メイジ・カカオ・サポート」開始から15周年を契機に 持続可能なカカオ豆生産実現に向けて カカオ産地支援目標を設定
株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、持続可能なカカオ豆生産を可能にするためのカカオ産地支援プログラム「メイジ・カカオ・サポート」において、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国の4カ国への2026年度までの具体的な支援目標を設定しました。
チョコレートの主原料であるカカオの産地では、国や地域によっては児童労働や森林減少といった社会課題に直面しています。また、カカオ豆生産においても、木の高齢化や病虫害、農業資材の入手の難しさ、栽培技術の周知不足が収穫減につながり、生産者が十分な収入を得られないという課題もあり、その持続可能性が懸念されています。
当社は、チョコレートを製造販売するメーカーの責務として、カカオ産地で起きている課題に向き合い、持続可能なカカオ豆生産の実現に貢献するため、2006年に当社独自の支援活動として「メイジ・カカオ・サポート」を開始して順次拡大しながら継続しており、その活動は今年で15周年を迎えます。また、2020年3月には、2026年度までにカカオ農家支援を実施した地域で生産されたカカオ豆「明治サステナブルカカオ豆」の調達比率を100%にする目標を設定し、さらなる活動の強化を図っています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O2-8ksd17Bq】
そしてこのたび、より具体的な取り組みを推進するべく、「メイジ・カカオ・サポート」の活動国9カ国のうち、「明治 ザ・チョコレート」で使用している「明治サステナブルカカオ豆」の産地でもある、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国の4カ国について、2026年度までの支援目標を設定しました。「メイジ・カカオ・サポート」は、当社の社員が直接カカオ産地に赴き、産地や農家が抱える課題を把握し、現地ごとに異なるニーズに合わせた支援活動を行っています。今回支援目標を設定した4カ国においても、例えば、「森をつくる農業」と呼ばれるアグロフォレストリー農法※1を採用しているブラジルでは、森をつくるために必要な物資として、肥料の寄贈を目標として設定するなど、それぞれの産地からの要望を聞き、産地ごとに合わせた目標を設定しています。今後、「メイジ・カカオ・サポート」を展開している他の5カ国においても、各産地に合わせた目標を設定し、支援活動を推進してまいります。
本取り組みを通じて、カカオ豆生産に関わる社会課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて取り組みを強化してまいります。
■2026年度までの具体的な支援目標とこれまでの支援実績(累計)
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101996/202109170266/_prw_OT1fl_9KmOzN4Q.png】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O20-ds8RwtkM】
■「メイジ・カカオ・サポート」について
2006年にガーナから始まった「メイジ・カカオ・サポート」は、これまでにペルー、エクアドル、ベネズエラ、メキシコ、ドミニカ共和国、ブラジル、ベトナムと活動範囲を拡大してきました。2019年には新たにマダガスカルで活動を開始し、現在は9カ国で展開しています。具体的な支援活動内容は、当社の社員が現地を訪問して直接ニーズを確認しながら実施しており、カカオ豆生産のサポート(発酵技術の指導、栽培技術の勉強会、苗木センターの開設など)から、カカオ豆生産者の生活向上に向けた支援(井戸の整備、学校備品の寄贈、コミュニティのインフラ整備など)まで多岐にわたっています。例えばペルーでは、2017年に現地企業と共同出資で「カカオ農機具バンク」を設立しました。カカオ用の農機具を備えることで、農家の作業量や農機具に対する初期投資・維持費の負担が軽減され、安定したカカオ農業の継続に貢献しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O10-26AwR8s3】
■「明治サステナブルカカオ豆」の調達
当社は2020年、「メイジ・カカオ・サポート」の活動をさらに推進し、2026年度までに「明治サステナブルカカオ豆(農家支援を実施した地域で生産されたカカオ豆)」の調達比率100%を目指す目標を新たに設定しました。この調達目標の達成を通して、森林破壊や児童労働、栽培技術の周知不足など、カカオ豆の生産地域や農家が抱える課題を解決し、持続可能なカカオ豆生産の実現に貢献してまいります。
■「メイジ・カカオ・サポート」を実施しているカカオ産地で
生産された「明治サステナブルカカオ豆」を使用した「 明治 ザ・チョコレート」
このたび支援目標を設定したベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国の4カ国の「明治サステナブルカカオ豆」を使用※2し、おいしいだけでなくカカオに関わるすべての人を笑顔にする“サステナブルな循環”を目指した「明治 ザ・チョコレート」を、2021年9月21日、リニューアル発売します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O11-F5RHxZBR】
ベネズエラ産はナッティ、ブラジル産はフルーティ、ペルー産はフローラル、ドミニカ共和国産はスパイシーと、カカオ豆の産地によって四つの香味が愉しめる「明治 ザ・チョコレート」は、当社独自の発酵法や豆の選別、焙炒方法など、各産地のカカオ豆に合わせ製造工程にもこだわり、カカオ豆が持つ個性を存分に引き出しています。この産地による個性豊かなカカオ豆の味わいをダイレクトにお愉しみいただくため、香料を使用せずに仕上げていることも大きな特長です。各産地のカカオ豆の個性的な香味をダイレクトに味わえるカカオ分70%を4種類、それぞれのカカオ豆の特長を引き立てるようミルクを加えたカカオ分55%を2種類、産地別に計6種類を取り揃えています。さらに、「明治 ザ・チョコレート」の全6種類を1口サイズで食べ比べできる「明治 ザ・チョコレートトライアル6」も同日、数量限定で新発売します。
個性豊かなカカオの香味を、「明治 ザ・チョコレート」で、ぜひお愉しみください。
●「明治 ザ・チョコレート」ブランドサイトURL:https://www.meiji.co.jp/products/brand/the-chocolate/
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O21-NQvKD41T】
■「サステナブルカカオ」サイトを新設しました
〜カカオでつながる、すべての人のために〜
カカオ原産国が抱えるさまざまな課題を認識し、チョコレートを製造販売するメーカーの責務としてその課題に向き合い、持続可能なカカオ豆生産の実現に向けて明治グループとして何ができるか、その考え方や具体的な取り組みについて三つのテーマでまとめています。
? カカオ産地への支援活動「メイジ・カカオ・サポート」
(2)外部パートナーとの協働による活動
(3)森林減少に向けた森林保全活動
「カカオでつながる、すべての人を笑顔にしたい」という明治グループからのメッセージを発信してまいります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O23-J6h37Z36】
●明治ホールディングス 「サステナブルカカオ」サイトURL:
https://www.meiji.com/sustainability/cocoa/
■分かりやすく学べる!「明治と、カカオと、SDGs」 サイトを新設しました
若い世代でSDGsへの関心が高まるなか、中高生にも分かりやすく、当社のSDGsへの取り組みを知っていただくためのウェブサイト「明治と、カカオと、SDGs」を新しく開設しました。
このサイトでは、当社におけるカカオ事業のSDGsへの取り組みを、「経済」「環境」「健康」「人権」の四つの切り口で分かりやすく解説しています。例えば、ガーナの人々に井戸を寄贈した際の様子を動画でご紹介しており、学校の課題研究などでも使用できるよう、写真素材を格納したフォトギャラリーもご用意しました。また、サイト内上部のアイコンをクリックすると流れる「カカオ!」という声は、全て当社の社員やその家族のものです。仲間と一緒に楽しみながら、サステナビリティを推進する当社の思いを込めたウェブサイトをぜひご覧ください。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202109170266-O22-IgS054GC】
●「明治と、カカオと、SDGs」サイトURL:https://www.meiji.co.jp/learned/cacaosdgs/
※1:「森をつくる農業」と呼ばれ、森林伐採後の荒廃した土地に自然の生態系に倣った多種の農林産物を共生させながら栽培する農法です。ブラジルのカカオ豆生産においては、カカオの苗木を他の植物と一緒に植えると、先に背の高い木が成長し、日陰ができることでカカオが育ちやすくなり、豊かな森とともにカカオを育てることができます。https://www.meiji.co.jp/products/brand/agroforestry/about/
※2:各産地のカカオ豆は、カカオマスに使用しています。