アクセル Research Memo(4):現行の主力製品「AG4」はリユース品の影響が大きくなる時期に
[14/05/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
■決算動向
(2)製品別動向
アクセル<6730>の製品別の売上動向を見ると、遊技機器向けLSIの当期売上高は前期比34.8%減の10,697百万円となった。前期比では5,720百万円の減収となったが、減収要因の約7割はメモリモジュールやLEDドライバなど周辺LSIの減少によるもので、残り3割がグラフィックスLSIとなる。周辺LSIが大幅に落ち込んだのは、前期に特定顧客向けに大きく伸びた反動によるもの。一方、グラフィックスLSIに関しては、前述したように前期に大型タイトルに採用された反動や、リユース品需要が増加したことなどが影響した。
現在、製造販売している「AG4」は2012年3月期より販売されており、リユース品の在庫が増加するタイミングに入っている。同社では市場で調達されたアクセル製グラフィックスLSIのうち、リユース品の比率は前期の23%から25%に拡大したとみている。グラフをみてもわかるように、グラフィックスLSIは大型タイトルの採用時期により販売数量が大きく伸びることもあるが、リユース品の影響も考えると販売数量は四半期ベースで30万個前後が平均的な水準になっていると言える。
組み込み機器市場向けグラフィックLSIの売上高は前期比1.0%減の203百万円とほぼ横ばい水準に、また、顧客の開発支援用ソフトウェアや評価基板、子会社のニューゾーンを含むその他製品売上高は同50.4%増の142百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<FA>
(2)製品別動向
アクセル<6730>の製品別の売上動向を見ると、遊技機器向けLSIの当期売上高は前期比34.8%減の10,697百万円となった。前期比では5,720百万円の減収となったが、減収要因の約7割はメモリモジュールやLEDドライバなど周辺LSIの減少によるもので、残り3割がグラフィックスLSIとなる。周辺LSIが大幅に落ち込んだのは、前期に特定顧客向けに大きく伸びた反動によるもの。一方、グラフィックスLSIに関しては、前述したように前期に大型タイトルに採用された反動や、リユース品需要が増加したことなどが影響した。
現在、製造販売している「AG4」は2012年3月期より販売されており、リユース品の在庫が増加するタイミングに入っている。同社では市場で調達されたアクセル製グラフィックスLSIのうち、リユース品の比率は前期の23%から25%に拡大したとみている。グラフをみてもわかるように、グラフィックスLSIは大型タイトルの採用時期により販売数量が大きく伸びることもあるが、リユース品の影響も考えると販売数量は四半期ベースで30万個前後が平均的な水準になっていると言える。
組み込み機器市場向けグラフィックLSIの売上高は前期比1.0%減の203百万円とほぼ横ばい水準に、また、顧客の開発支援用ソフトウェアや評価基板、子会社のニューゾーンを含むその他製品売上高は同50.4%増の142百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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