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アクセル Research Memo(8):遊技機器の構成部材市場においてシェアと事業領域の拡大を図る

注目トピックス 日本株
■成長戦略

(1)遊技機器市場で事業領域を深掘り

国内の遊技機器市場に関しては、遊技ホール数の減少などもあって、ここ数年縮小傾向が続いている。遊技機器用グラフィックスLSIを収益の柱としているアクセル<6730>もその影響を受けてきたわけだが、今回の中期計画では事業領域を深掘りしていくことで成長を目指していく方針を打ち出している。具体的には、グラフィックスLSIを中心とした既存製品での市場シェア拡大に加えて、新規領域への取り組みを強化していく戦略だ。

同社では、現在の遊技機器の構成部材市場はコンテンツも含めて年間4,000億円程度と推定している。このうち、同社の既存事業領域は、グラフィックスLSIとメモリモジュール、LEDドライバの3つで、年間の総需要はそれぞれ250億円、200億円、40億円と試算されている。同社の遊技機器向け売上高は前期実績で100億円強だったことから、リユースの影響はあるものの売上高の拡大余地はまだ十分にあると思われる。

グラフィックスLSIに関しては、魅力ある新製品の開発だけでなく、顧客の新機種開発において作業効率の改善に寄与する開発支援ツールを提供することによって、シェアの拡大を図る。市場シェアとしては、現在の6割弱から5年後に7割程度まで引き上げたい考えだ。3〜4年後に完成予定の次世代品「AG6」では、圧縮伸長技術や描画性能など基本性能の向上だけでなく、ユーザーニーズを取り込みながら総コストの低減に寄与する製品の開発を進めている。また、現在特定メーカーの供給にとどまっているメモリモジュールやLEDドライバに関しては、新規顧客を開拓していくことでシェアを拡大していく考えだ。

一方、今後の展開として、グラフィックスLSIを搭載した基板製品の事業化を推進していく。顧客からも以前より基板製品での提供ニーズがあったことから、生産体制が整えば売上は順調に拡大していくものと予想される。グラフィックスLSI搭載の基板製品の市場規模は500億円程度と、グラフィックスLSIと比較して2倍となるため、同社の売上成長余地も大きいと言えよう。なお、基板製品の生産に関しても外部に生産委託する予定だ。その他の新規領域としては、演出周辺製品のラインアップ拡充を進めていく。大当たり時に演出される役モノの制御用LSIなどが候補となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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